読んだもの雑記

主に漫画の感想を書いていきます

H山さん結婚ですか!

ものすごく久しぶりに更新。 Hガシ結婚かー。 68年うまれのとことこ編集者は世代的に Tちゃん、M(ともに80年歌手デビュー)にドンピシャと 言えば言えるのですが、Jで一番好きなのはS年隊の二ッキだったり。 どれくらい前から好きだったかというとメンソレ…

さよなら初恋メモリー

某月某日。「ハリウッドの元子役スター急死」のニュースを見て 「誰だろう」とクリックしたら、それはコリー・ハイムのことだった。 彼の主演作は1つしか見ていない。 それが89年日本公開「ルーカスの初恋メモリー」。 昔「ダ・カーポ」という雑誌がまだあっ…

「駅」を書いた頃

「駅」は某大漫研に出入りしていた87年、大学1年の頃に、 サークルの出し物のスライド用の原作として書いたものでした。 実体験ではない。一応…。 その年の春は南野陽子「話しかけたかった」がオリコン1位、 まだ受験生だった頃の86年冬に出た、秋田書店「コ…

「駅」

この駅の改札を抜けて向って左側にある細い柱が 彼女のいつもの指定席であった。下校時、駅に着くと 彼女はトレードマークのポニーテールを 風になびかせて数分を過ごす。すると、十分と待たずに 彼女と同じ学校の制服を着た二人連れの少年が通る。 「彼」は…

母 二題

その一「氏より育ち」30代になりたての頃。とあるタイミングで実家に帰った。 「早く結婚して、孫の顔を見せてちょうだい」的プレッシャーをかける両親では ないのだが、それよりはむしろ、30代になっても「契約社員」 (※恐ろしいことに、あと4か月弱で40歳…

わかれる昼に

某月某日。某氏2名と某所で待ち合わせ。いいお天気。 タクシーを拾う。 「××寺まで」。 駅から10分足らず。 砂利を踏み、中の人に呼びかけ線香を分けてもらい、案内される。 「××家××…」 立ち止まり、無言で見つめる。 今日は墓参の道行きである。 昨年9月4…

不在の旅

某月某日。常磐スパリゾートハワイアンズに一泊二日。 メンバーは父母自分、兄一家、そして叔母。その叔母がオール旅費持ち。 いやっほう。 我が家とハワイの関係は深い。といっても最近の話で、 9年前に父が定年退職した時、兄妹で両親の旅費を負担して 5泊…

バブルよもう一度

某月某日、閑話。 叔父の納骨がもうじきである、とのこと。 無宗教だから、特に四十九日にこだわる必要はなくて、 だったら桜の咲く頃にしようか、という話が出てきているらしい。 「じゃ、今のうちにリフォームとかに出して、 喪服の肩パット、外してもらお…

告別式

花が棺の中に入れられた。 遺影を飾っていた花々がすべて斎場の人によって外され、 叔父を埋めるように、一同の手によって入れられた。 花が外される間、斎場が編集したDVDが流された。 叔母の文章+故人の記念写真の数々。 まだ若かりし頃の叔父や、定年の時…

通夜

出社後2時間ほどで中座、まだ午後も早い時間だったが叔父の通夜へ。 喪服に着替えて、兄の車で拾ってもらい、実家に到着。 受付といっても実質、家族葬だが、そこに生前のいろんなスナップを 額6枚ほどにちりばめて飾ることに。おお、高校生時分の私と先生(…

雨雲の上は満月

叔父、逝去。夕方でした。 仕事をひと区切りつけ、斎場に。母・兄はもう駆けつけていた。 昨年5月に祖母を送ったのと同じ場所だ。 当然、その時には叔父も参列した。 まさか、こんなに早く、自分が、同じ斎場から送られるとは 想像していなかっただろう。 そ…

お見舞いふたたび

またもや兄と駅で待ち合わせ。 まずは、検査入院する父へのお見舞い。こちらはピンピンしてる…というか、 比べてしまうと「こりゃ当分大丈夫そう」と思ってしまう。 早々に辞去し、次の病院へ。 あれからまる2日経っていないのに、 もう叔父はしゃべれるよう…

お見舞い

駅で兄と落ち合い、病院へ向かった。 叔父の弟妹が病室に尋ねてきているということで、しばらく遠慮する。 母・叔母その2の待つ控え室のようなところで待機。 そこへ、叔母その1がやってきた。 30分ほど前に、本人と、私の母と、3人で宣告を受けたばかりだ…

「ジャンプ」感想

そろそろ図書室(=本当はシューズクローゼット)が いっぱいになってきたので本を整理することに。 途中、出てきたのが表題作。 この作品も「秘密と嘘」を巡る物語。 あるいは 「バーニーズ・ニューヨーク横浜店の香水売り場で出会い、 そのまま山下町の喫…