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とことこ編集者雑記

47歳バツなし独身乙女座A型トイプーふたご飼い。出版社勤務ですが編集部門から離れた、のか? とりあえずはてなブログにお引っ越し

「駅」を書いた頃

「駅」は某大漫研に出入りしていた87年、大学1年の頃に、
サークルの出し物のスライド用の原作として書いたものでした。
実体験ではない。一応…。
その年の春は南野陽子「話しかけたかった」がオリコン1位、
まだ受験生だった頃の86年冬に出た、秋田書店「コミックOz」第2号
巻頭カラー4Pショートショートたがみよしひさ「待っている…」を読み、
夏合宿の直前にテレビで「ハチ公物語メイキング」をたまたま見て(号泣)。
「片思いの人を駅で待つ、というモチーフはイイなぁ」と
思って、合宿帰りの電車の中で、紙袋かなんかの裏紙に一気に書き上げたという。
自分としては当時、上記3作品に刺激を受けたと思っていましたが
原風景は85年谷山浩子「うさぎ」のシチュエーションがどうやら出発点っぽく。
そしてヒロインがポニーテールなのは「悲しみよこんにちは」の次に出した
12インチシングルで、86年夏「土曜日のタマネギ」の頃の
ふんわりした雰囲気の斉藤由貴をイメージしてました。うふ。
国生さんも似合ってましたが、当時の最強ポニーテールは
斉藤由貴以外ありえません。異論は認めない。

というわけで、表記が統一されていなかったりしますが、
行変え以外はすべて当時のまま手を加えずにアップしてみました。
多少てにをはが「?」な気もしますが、当時18歳の文章だということで、
お気になさらずに。なんで今になってアップしたかということについては
特に他意はなし。まぁ3月中じゃないとおかしいかな、といった程度。
それにしてもあれだ、書いた時の記憶はあるのに、20余年を経て
文章を書き写して思うに、これを書いた人と今の私は別人です。
「ちょ、今これ完璧ストーカー」とか、ポニーテールにリボンという小道具だとか、
そういったもろもろも含めた上で、今の私にあの話はもう作れない。
その時じゃないと、書けない文章がある。
本当は「10代だから」じゃなくて、今この瞬間もそうなのですよね。
しかし校了週。「今書くことの大切さ」を説いた先から、
校了明けまで再び休眠。さりげなく外薗昌也がラグナ通信シリーズ描いてたり、
森下裕美がエッセイ(文章)書いてたりする「コミックOz」については、
機会があったらまたいずれ。たがみさんのショートショート
「精霊紀行」シリーズっぽい湿り気を帯びた薄暗く冷たい空気感が最高です。
4/20に発売されるという短編集に収録されるとうれしいですね!
たがみ作品最初の出会いだった「Yumiko」も久しぶりに読みたいのぉ…。

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