読んだもの雑記

主に漫画の感想を書いていきます

独女はつらいよ・マンション購入立志編

無事、校了も下版も終了。というか今日、刷り出しが編集部に届いてる……。

そんなわけで、ご無沙汰です。ようやく通常のペースが戻ってまいりました。
んで、気づいたら転居まであと1か月を残すのみという。
現在の状況は再内覧会終了(最終チェックあり)の段階まできています。
あとは引越しやさんの見積もりだったり、住所変更だったりと、賃貸での転居と
ほぼ変わらない作業。で、マンション購入について思うところがあるので、
そろそろこの辺で一気に書き出していこうかなと思っとります。
表題<編集者雑記>から離れますが、どうかご容赦を。

以前にも書きましたが「賃貸でいいじゃん。そもそも金ないし」と思っていた
私。兄が「○○にマンション買うぞ」と聞いても「ふーん。」くらいで。
が、諸事情あって01年冬から半年強「36歳の兄+33歳の妹」というイヤな
組み合わせで、同居をするハメに(しかも、生活時間帯がまったくかみ合わない
兄とは、日々の連絡をノートに伝言するやりとり・例「冷蔵庫の中のヨーグルト、
食っていいよ」。これが、今読み返すとまるで交換日記。ひー)。
で、築15年の賃貸アパート→新築分譲マンションという振り幅の広い住体験を
経て「……これだけ快適な日常生活が送れるのなら、買ってもいいかも」と
宗旨替え。結果、モデルルームめぐりは全4軒。で、自分なりのポイントは
1.一生独身かも。だったら部屋は別に広くなくていい
2.駅に近けりゃ近いほどいい(兄マンションが駅徒歩1分だった!)
3.幹線道路沿いでも防音がOKならいい(兄マンション略)
4.「でも、基本は南向きよ(母)」
5.「お父さんもお兄ちゃんも自力で買ったんだ。おまえも、親の援助は
   あてにしないこと(父・一戸建て所有)」
6.1+5の結果、広くても1LDK。今18㎡ワンルームで過不足なく
   住めてるから充分充分。しかし大規模マンション(兄マン略)に、
   単身入居を想定したプランは少ないよ?
7.さらに1。一生独身かも。なら、兄家に近い場所で暮らせたら、何かと便利?
(8.車不要。駐輪場があればよし。ペット可ならなおよし←必要条件ではない)
(兄マンの経験から、初めから中古は対象外でした)
こんなところでしょうか。02年夏、一人暮らし再開と同時に回り始めた
マンションの2軒目で抽選会に参加し、あえなく敗退。予算の都合上、ワンルームを
申し込んでいました。あの時当選していたら、案外腰が引けていたかもしれません
(それでも広さは34㎡。充分充分。ちなみに2100万円でした)。倍率は5倍。
で、自分でも予想外なことに「抽選に外れた」のが、ものすごく悔しかったんです。
で「あー、これは自分今、結構本気で『マンション欲しい』と思ってるんだな」と
気づいた次第。以降、本気で頭金のために貯金を増やすことを意識しだし、
03年夏。モデルルームめぐり4軒めにして、上記8条件をほぼ満たす物件に遭遇。
説明会などに足しげく通い、第1期抽選会にてラッキーにも当選。ちなみに
スペックはこんな感じ。
○1LDK(48.4㎡)○3380万円○大規模マンション・中階層(ワンルーム&
1LDK=単身者対応可のプランの中では最上階の部屋でした)○非JRの駅
徒歩約3分○東南向き○都内ではありません
○兄マンションからは徒歩15分あればなんとか○ペット可!……。
その時点での貯金の全額は、当時の通帳が見当たりませんが800万円程度。
→900万でした。
結婚式もしてない、車も買ってない=大金の出費をしたことがない大卒35歳
年次の貯金額かと思うと、この金額はやや低いのかもしれません。とはいえ
25歳からの一人暮らし(家賃補助なし)、転職で収入はアップダウンしましたが、
税込み年収360万時代の3年弱は、貯金はまったくできませんでした(遠い目)。
今の会社に入ってからの約5年間で貯めた精一杯の貯金額が約900万円。
なお、02年の年収は税込600万(総務省統計局のデータによる30代前半男性の
平均収入に近似値。若干足りない程度。まだ団塊ジュニアのボリュームゾーンが
20代のころのデータなので、今はもう少し下がっているかもしれませんね)
頭金は1000万。公庫で借り入れは2380万(振り返ると2.0−3.5の史上最低
金利)。で、税込み年収600であと100万+諸経費概算120万=合計320万+
オプションやら新居にかかるもろもろの予算を、入居までの1年半で
貯めなければならなくなったのでした。つづく。