読んだもの雑記

主に漫画の感想を書いていきます

44時間後、44年後(コンサート行きそびれの件)

せっかくチケット買ってた斉藤由貴のコンサート、
すっぱりと行き忘れる。唯一取ってた、谷山浩子ゲストの日。
その事実に気付いたのは開演時間から44時間後だったっていう…。
完っ全に失念。日帰り出張とか入ってて疲れすぎた、先週。
アーティストのコンサートに行くのは
年に1回あるかないかですが、ミッチー(カウコン)にしろオザケン
(去年の「ひふみよ」見ました。ボーカルの魅力に改めて打たれた。
ライブ音源商品化を超熱望)にしろ必ず誰かと一緒でした。
今回の斉藤由貴&谷山浩子。ファンになったのは昭和60年と57年の時かー。
それでなくても友達いないのに…。ツレは…探せなかった…。
自分の身近で、両方を聴いてる人が…たぶんいない…
(ここには「斉藤由貴17年ぶりのオリジナルアルバム
『何もかも変わるとしても』先行発売分を東宝芸能のサイトにて
既に買っている」という条件が上乗せされる。もちろん自分は入手済み)。
両方を好きな人は相当ディープにファンだろうなと、容易に想像がつく。
ので未聴の人を誘うには、心の敷居が高く…。そういえば似たような理由で
女子大生の時も「森高ランド」「古今東西」ツアーとか(辛うじて平成2年)、
1人で行ったしな…。
話戻ってイマドキならSNSでも使って、同好の士を探すべきだったか。
なんにつけ自分のことしか考えてないから、予定が頭から抜けた可能性大。
そもそも平日の夜にプライベートの予定を入れようとは本来思わないし。
ここまで読んで「それなら自分が行きたかった!」と、
お怒りの方もいらっしゃるでしょう。
本当にすみませんでした。平身低頭滂沱。

コンサートの模様は、愛情と情熱と客観データを駆使しつつ冴えた筆致で、
中森明菜全曲レビューなどでもおなじみの
「まこりん」さんが書いておられます。
同好(同行)の士をリアルで探さんでも、
こういう形で補完に近いことはできちゃうんだよな、
と思いつつ読み進めていくと「SORAMIMI、ライブで初披露」とな。
痛恨の一撃! あああああ。

斉藤由貴(ちなみに「悲しみよこんにちは」が86年3月リリース)の
イメージであて書きされた「SORAMIMI」は作詞作曲とも
谷山浩子が担当した、長らく唯一の曲でした。
(「何もかも〜」に、2曲目「おうちでかくれんぼ」収録)。
セルフカバーは86(昭和61)年10月発売、谷山「水玉時間」に所収。
オリジナルは斉藤も同日発売アルバム「チャイム」に収録。
ポニキャンつながり。
というわけで、もう25年くらい、浩子さん作品の中で
一番好きなラブソングだ。
それは人生の中で一番好きな曲、というのに限りなく近く。
ところで今の自分の年齢である42歳は男の厄年ですが、
特に他意もなく(いや、オザケンのコンサートに行けたのが大きかった)
「ことしは会いたい人に会える機会があったら、
できるだけ行っておこう」と思っていた矢先にこの
斉藤&谷山コンサートがあり。そして行き逃し。
次のチャンスはまた25年後くらい? クロンメリン彗星?
そんときゃおりゃー幾つよ、と思いつつふと調べてみると。
日本人女性の平均寿命って86.44歳ですか。
うおっ、もう半分まで来ちゃってんなぁ…。
しかも、こんな不摂生な人生送ってて、
平均寿命まで生き延びられるわきゃーない。
そしたら、体が動かせて、頭が動かせて、心が動かされるような時間って
も、ほんと「残りわずか」も同然だ! うわー反省した。
なので、今日は打刻もせずに会社から帰ってきた。それも違う。
ちなみに。前回、クロンメリン彗星が接近したのは84(昭和59)年。
そしてことし。27年ぶりに、おそらく流星を連れて、
8月4日に近日点を通過していく。

いつか見たピアノver.をもう一度見たいなーと思いつつ、この項終わり。