初日に観に行きました。
ちょうど10週間経って感想ブログ等々見まして頭も冷えてきて。
なるべく簡潔に感想。深堀りしませんがネタバレありと思っていただければ。
☆
・「シン」は綺麗に風呂敷たためてよかったね、と思った。
・ただし全綾波の扱いが不遇すぎる、と。
・とはいえアヤナミレイ(仮称)の質問攻めには若干イラッとした。
「無垢な存在」の印象付けなのかもしれないが…。
・ミサトさんは母にならなくても任務はキッチリ遂行したんじゃない?
・アスカはやってません派。みやむーさんがその方向で言及していたような。
・マリ=モヨコさん? いやいや知らんがな…
作者の実生活も知っていないといけない物語ってのはどうかなと。
・結婚して子供を育んで大人になれ、というメッセージは別に込められてない…
いや込められていたとしても私には不要だ、と思える。
「第三の村」エピは「?」な点が多かった。プラグスーツで風呂入らんだろとか、
出てくる中年女性は「昭和のおばちゃん像」で今となってはむしろ希少だろとか。
・マリには全然思い入れなかったなぁ…と思いつつ、これ読んで
「なるほど、そういう見方もあるか」と。
だからといってマリ推しにはなりませんが。
・シンジくんは最後まで緒方さんがよかったなぁ派。
で、「結局私が好きなのは旧劇で、一番好きな戦闘シーンは『第25話 Air』だったな」
と結論出ました。新劇場版になってからは懐メロ(歌あり)が入ってきて、
それはマリの成育歴のヒントだったのかもしれないけど、なんか馴染めなかったのよ。
宇多田さんの主題歌はいいんだけども。
そしてマリについては説明不足だなーというのはごもっともで、
たくさんある中で一番しっくりきた感想ブログがこちらでした。
私自身はエヴァ14巻は読んでましたが、あれ読んでないと
マリの設定わけわからなくない? そこまで読んでる前提?
今となってはエヴァは「RE-TAKE」エンドでよかったじゃんくらいの気持ちでいて、
しかし絶版神同人誌「RE-TAKE」に言及しているブログってホントなくて。
※紹介動画。音声注意 https://youtu.be/k87k5_GKklI
そして「シン」まで観たからこそ「やっぱ『RE-TAKE』でよかったわ」と言える。
とはいえ「RE-TAKE」でも綾波はあまり報われてはいませんが。。
テレビ版第23話「涙」。円盤化の際に加筆されましたが
当初、零号機から初号機に向かうのはただの白い発光体でした。
あれが巨大な綾波の姿を取ったところで初めて
「これは私の心…碇くんと一緒になりたい…」の孤独がよくわかりました。
あの加筆、かなり衝撃的でしたがリアルタイムで観ていた人はいかがでしょうか。
初期エヴァは綾波のインパクトが、物語を引っ張った印象があるので、
いくらシンジくんとのラブなエンドがNGとはいえ、
こんなしんみりした退場になるとは。
時間の経過とともに庵野氏の中で綾波が占める比重が小さくなっていったのかなとか。
これは綾波=もとカノさん的な人がモデルかな? なゲスい連想が働いちゃうから
作者の実生活と物語とを結びつけて考えたくないんだよね、という。
ここまで書いてカヲルくんへの言及がないことに気づく。
第24話「最後のシ者」の構成は好きですが本人には思い入れなしということで。
☆
そして「魔法少女まどか☆マギカ<ワルプルギスの廻天>の制作決定が発表され。
よかったよかった、というところでこの項終わり。